
大橋しん
固定ドは4歳から6歳までで確実に、簡単に獲得できる。そして共感覚も!
更新日:2021年1月27日
今回は子育て中、あるいは今から子育ての、音楽ファンの方のために子どもが固定ドも共感覚も簡単、確実に身につけられる、とっておきに方法をご紹介します!
僕はさほど教育に熱を入れているわけではありませんが、音楽を一生の友にするとよいだろうな、と思い彼が4歳のときにピアノを入手しました。
僕は10代で楽器を始めたのですが、移動ドでしか分からず固定ドで捉えられる子たちを羨ましく思っていました。
聴いただけでドレミで歌えて、ハ長調でなくてもそれができる。僕には分からないのに。

購入したピアノの右手のポジションには白マルのシールに
ド ル レ メ ミ ファ フィ ソ リ ラ セ シ ド
と書いて、白鍵にはドレミファソラシド、黒鍵にはルメフィリセを順番に貼り付けました。
コダーイ・システムです。
ファシャープ〜、とか歌いにくいのも僕の音楽学習時代の悩みで、大人になってこのシステムを知って、
もっと早く知りたかった!
と悔しがったものです。
さてそうしてピアノにセッティングをし、先生を探し、子供が4歳のうちにレッスンを開始しました。
さて6歳になった今は…
僕ら親の聞くマドンナだろうがジャスティン・ティンバーレイクだろうがベートーベンだろうが、
固定ドで歌っている!一回聴いただけで!
そしてもう一つ仕掛けたのですが、ドには赤いスーパーこまちのシールを、レに緑のはやぶさ、ミにはドクター・イエローをと、当時好きだった新幹線のシールを白マルシールと一緒に貼っておいたのです。
そして今、彼に「 赤い新幹線の音は?」と聞くと…
「ド〜♪」
共感覚が身についてる!
脳の感覚神経のミエリン鞘が未発達のうちに、感覚をリンクさせておくのです。
僕は教育熱心ではないし、英才教育はどちらかというと親のエゴが入り子供にプレッシャーをかけてしまうので反対派なんですが、
人の仕組みとして、その時しかできないこういった事は、親が子へのプレゼントとして贈ってあげてもいいのかな、と思っています。
別にうちの子にピアニストになってほしいわけではないし、練習しろと言ったこともないぐらいです。
だからうちの子もピアノはほとんど練習していません。
ただ、固定ドも共感覚も何の苦労もなく自然に身について嬉しかったので、この方法をシェアしようと思いました!
まとめ
・固定ド獲得には鍵盤にドルレメミファフィソリラセシドの丸シールを貼る
・共感覚獲得には鍵盤を色ワケしておく
・4歳〜5歳までにこうしたピアノを用意し、1年ほど好きに触らせておく
*弾けとか練習しなさいとか言う必要一切なし!
チャンスがある方は、子供へのプレゼントだと思って試してみてください。
うまく言ったら僕に教えて下さいね♪