• 大橋しん

立つときの目線はちょろっと前に水をこぼすように

先日、12式クラスで自分で言った事が頭に残ったので書いておきます。


人にとっての正面はどの方向か。


左右は分かりやすいのでいいのですが、上下は曖昧ですね。


だから前を見て、正面を向いてと言っても、ある人はアゴを突き出したり、ある人は喉まで引っ込めたりしてまちまちの結果になります。


正面ってどこかな?どのレベルかな?と思って考えると、レベルって元々水位を指すので、水平線や地平線を基準に考えたくなります。


でも動物として、水平線や地平線に用があるかというと、あまりない気がします。


やっぱり、地上にいる獲物や、敵を確認するために物を見る。


それは水平線よりも少し下の方を向いています。



僕のアレクサンダー・テクニークの先生、ブルース・ファートマンもこの目線のレベルについて度々言及していました。


自分が水瓶だと思って、いっぱいに満たされた水を、前方に水瓶をちょっと傾けることでちょろっと水をこぼす。


そんな目線を求めていました。


その目線のとり方は、太極拳の立ち姿勢にピッタリな具合です。


アゴが出ず、またアゴを引くこともなしに、背骨の上に頭をふわっと乗せる。


目線をちょろっと前にこぼす、は僕のお気に入りのディレクション(方向づけ)です。



17回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示

押さないこと。そして引かないこと

アレクサンダー・テクニークの教師になるトレーニングには幾つかの重要課題があります。 そのうちの一つに「リーディング・フォローイング」というのがあります。 指導するとき、リードすることとついて行くことを同時にやる。 また、僕の師匠ブルース・ファートマンは理想の教育者のスタンスを、 「後ろから、囁き声で勇気づける」ように、 と、著書で言い表しています。 生徒の前から引っ張って先導するでもなし、後ろから

Flow Ethics, Inc. 兵庫県神戸市東灘区田中町3 080-4134-9888 Sponsored by

Screenshot%202020-01-15%20at%2013.37_edi
Screenshot%202020-01-15%20at%2013.38_edi