
大橋しん
相手のストーリーを頼りにする
何を頼りにセラピーをしていますか?
相手の現状には生き様が反映されています。
必ず。
生き様にはストーリーがあります。
ストーリーには、言葉で語れるものとそうでないものがあります。
僕はどちらにも興味を持ちます。
僕の興味に相手が頭で気づいたら、それは言葉で語られることもあるでしょうし、
身体が気付いたら動きで語られることもある。
相手のストーリーを頼りにすると、あなたに真偽の責任がないので、楽です。
相手のストーリーを頼りにしないで、あなたのストーリーを頼りにするから責任が生まれ、つらい思いをする。
セラピーしていてつらさや空しさ、迷いを感じるとすれば、それはあなたが相手に耳を傾けていないからです。
えらそうに失礼しました。