• 大橋しん

言葉が通じるより空気が共有できるかの方が強い

最終更新: 8月25日

ヘルダードイツ語学校の教室は小さく、クラスには生徒がぎゅうぎゅうに詰められスタートしました。


人数の多い順に、


中国から4人♂♂♀♀、モロッコからも4人♂♂♂♂

キプロスから2人♂♀


あとは一人ずつ、

ブラジル♀

フランス♀

シリア♂

韓国♀

モルドヴァ♀

カメルーン♀

そして僕、日本から。


入学前の簡単なテストでクラス分けされ、ここはどうやらドイツ語が全くできないどんじりクラス。


人数が多いので中国語とアラブ語が飛び交いますが、他の国でも別の言語が交錯します。


フランス人とモロッコ人とカメルーン人はフランス語で喋れますし、


モロッコ人とシリア人はアラブ語で喋れます。


シリア人とモルドヴァ人はルーマニア語で喋れるので、


フランス・カメルーン・モロッコ・シリア・モルドヴァは橋渡しでコミュニケーションが取れます。


*シリアはズーリアックと発音するのでシラクと書いてしまっていました。訂正済。



一方、日本と韓国と中国は漢字がある程度通じるので筆談ができます。簡単な英語と筆談でこれもコミュニケーションが取れてしまいます。


キプロスとブラジルは英語が堪能なので、これまた問題なくコミュニケーションが取れ、中国人留学生は英語が堪能なのでその輪に加われます。



これでクラスは自然と2つのコミュニケーション・グループができあがりました。


しかしそれも最初だけで僕はまもなく幾人かと、とりわけ仲良くなりました。言語より空気、ウマが合うかの方が勝るのでしょう。


互いにドイツ語が話せるようになっていくと、押しの弱い僕は、シャイなブラジル・モルドヴァの女の子らと、ユニークな医者のシリア人男性と、そして他のクラスのウクライナの16歳の男の子と仲良くなっていきました。



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