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  • 大橋しん

占い師にも謎の美女にも時々出会う

僕は人生で何人もの占い師と知り合っていますが、彼女ら(全員女性)は僕を見るなり一様に似たようなことを言います。


「ああ、あんたは大丈夫。いつも誰かが助けてくれる」


のんきそうな顔がそう言わせるのかどうか分かりませんが、そうだと助かるので信じることにしています。


占い師と同様に、僕の人生には何人もの謎の美女が登場(そのうちの一人とは結婚した)し、何かと世話を焼いてくれるという展開があります。ワイマールのノリコさんも相当な美人でした。


「どうした?」


同伴していた東洋人がドイツ語でミキさんに声を掛けましたが、背の高い男性は最初僕をかなりイヤな目で見ていました。


直後に彼はミキさんに同行している韓国人で友人であると知りました。


ミキさんは男に声を掛けられるのを減らすために、出掛けるときは既婚者の男性に同伴してもらうことにしていたのです。


彼女は今までライプツィヒ大学に通っていて、編入してこの先はハノーファーかどこか西の方の大学に移るためにこの外国人局に来たそうです。


僕が学生ビザの申請に来たこと、そのビザを使って学生寮を決め、銀行で口座を作り、学生保険を組まないといけない事を話しました。


「私は寮を出て友人のところに泊まっていて次の町の寮に入れるまでしばらく予定が空いているから、手伝いましょうか?」



2時間かけて学生ビザの申請と仮証明をもらうと、待っててくれた彼女(同伴の男性は帰っていった)に連れられて、学生生協に向かいました。


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