• 大橋しん

初めてアレクサンダー・テクニークを受ける

ドイツまで再出発秒読み、という所で小野先生のオフィスから連絡が入り、キャンセルが出たのでアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けられる、とのことでした。


正体も価値も未だ分からずどうしようか迷いましたが、せっかくなので受けることにしました。


阪急芦屋川駅を降り、南へ下り小野先生のお宅に向かいます。二度目の訪問、大きな洋館で中にルネサンス調のチャンバーがあります。明らかに普通のお宅ではない。


その後分かったのですが、今よりもずっと前にアレクサンダー・テクニークの教師になろうとしたらそれなりの財力が必要で、小野先生が日本でいち早く認定教師になれたのもその辺りの事情があったのでしょう。


実はアレクサンダー・テクニークは今から40年以上前には日本に上陸していたのですが、ロジックが多少ややこしい上、手を出すにはお金がかかるということでなかなか広まらなかったとのこと。



さて、初めてのレッスンは体験、というべきものですが、詳細は割愛します。レッスン後、身体はフワフワ頭は混乱という状態で小野先生のお宅を後にしました。


お断りしておきますがこれは小野先生のせいではありません。この頭の混乱、というのは、単純に自分がこれほどまでに抽象概念と身体感覚を照らし合わせたことがなかったからです。


言葉を「こんなに、こうやって」身体のために使ったことがなかった、とでも言えばいいでしょうか。


至福と混乱で浮遊した自分を地面になんとか保ちながら、目前に迫った二回目のドイツ生活に向けて準備を進めるのでした。


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押さないこと。そして引かないこと

アレクサンダー・テクニークの教師になるトレーニングには幾つかの重要課題があります。 そのうちの一つに「リーディング・フォローイング」というのがあります。 指導するとき、リードすることとついて行くことを同時にやる。 また、僕の師匠ブルース・ファートマンは理想の教育者のスタンスを、 「後ろから、囁き声で勇気づける」ように、 と、著書で言い表しています。 生徒の前から引っ張って先導するでもなし、後ろから