おしらせ
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👉音声アプリstand fmで配信をはじめました(22/05/20)
レッスン効果の実証
2019年に国際リハビリテーション
医学会世界会議で、
アレクサンダー・テクニークを
医療に応用した結果を発表しました。
そこでは、目に見える変化として
いくつかの例を挙げました。
ここではそちらをご紹介します。
発表資料より下段にピックアップして
拡大、解説します。




①
②
③
④
①からだの緊張がほどける
左側だけ実施したところ、
受けた前後で固めていたからだがほどけ、
肩幅が広がり腕が伸びて見えます。
彼女はフルート奏者です。
左側のように自由度の高い胸と腕は
ブレスや運指を助けます。

②姿勢が変わりそれが持続している
初回からひと月ごとに写真を撮りました。
来られたときにすぐ「水平線を見て」
という指示で撮っています。
前回までのレッスンの効果が
これだけ残っているということです。
「背すじを伸ばして」などの
姿勢指導は一切していませんが、
自分自身の心地よさから、
本人は意識せずにかってに段々と
姿勢が良くなっています。

③痛み・不安・行動範囲を
グラフ化すると
明確に改善が見られた
これは、とある方の時間ごとの変化です。
ひと月に一度、アンケートで
それぞれの項目に答えてもらい
グラフ化すると、
はっきりした変化の様子が
浮かび上がりました。
まず不安(緑)が改善され、
その後痛み(青)が減って、
行動範囲(黄色)が広がっている事が
わかります。

介入開始
④噛み合わせから、
力んだときのパターンが
変化していることが分かる
レッスン前後の違いです。
歯医者さんならひと目見て、
下あごの片側の引き込みが
減って左右差が改善し、
噛み合わさる場所が増えていることが
分かるでしょう。
拡大すると下あごが
閉じていくときの回転方向が
変わっているのが確認できます。
